2025/12/27 09:00
― 多品目栽培で実感した「作物の体質変化」―
資材は「どう使うか」が一番大事
資材の話をすると、
「何に効きますか?」と聞かれることが多いですが、
実際の現場では
どの作物に・どのタイミングで・どう使うか
が結果を大きく左右します。
今回は、
多品目栽培を行っている H農園さま の事例を紹介します。

実際の使い方についてまずは、
H農園さまが実際に行っている資材の使い方です。
菌の液
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イチゴ:定植後から 週1回の灌水
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使用量:5L/10a
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スイートコーン:
生育状況を見ながら、定期的に灌水
菌の土
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使用量:15〜20袋/10a
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使用時期:元肥時に散布
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多品目生産のすべての作物に使用
単作ではなく、
多品目すべてに共通して使っている点が特徴です。
使用を続けて感じた変化
H農園さまから伺った、
使用後の変化は以下の通りです。
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農薬の使用回数が減った
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イチゴをはじめ、多くの品目で糖度が向上
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棚持ち(鮮度の維持)が良くなった
これらは、
特定の病気が消えたという話ではなく、
作物全体の“体質”が安定してきた結果
として感じているとのことでした。
インタビュー|堀農園さまの想い
ここからは、堀農園さまにお話を伺った内容です。
「地域で肥料を自給できるようになったら理想」
菌体をベースに、
地域で良質な肥料が
安定的に自給できるようになったら最高ですね。
外から資材を買い続けるだけじゃなく、
地域循環の中で土と作物を育てていけたらと思っています。
「作物の体質が強くなった実感がある」
資材を使ってみて感じたのは、
作物の体質が強化されてきたということです。
その結果として、
農薬の使用回数を減らすことができました。
「食味と棚持ちは明らかに変わった」
食味や棚持ちは、
明らかに良くなったと感じています。
イチゴだけでなく、
他の品目でも同じような傾向があります。
「目指しているのは“高波動”な野菜」
今後の目標は、
健康な肉体と精神の発展に寄与する、
高波動な野菜や果物を生産することです。
それを、
地域循環のシステムの中で
実現していきたいと考えています。
この事例から分かること
この事例で印象的なのは、
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特定の作物だけでなく、多品目で使っている
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即効性ではなく、継続使用による変化
-
病気対策ではなく「作物の体質づくり」という視点
という点です。
菌の液・菌の土は、
何かを治すための資材ではなく、
作物と土の状態を底上げするための一要素
として使われています。
まとめ ― 作物づくりは「積み重ね」
今回紹介した堀農園さまの事例は、
あくまで一つの実例です。
ただ、
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定期的に
-
適切な量で
-
多品目に
-
継続して使う
ことで、
作物の安定性・食味・鮮度に変化を感じた
という点は、土づくりを考えるうえで参考になると思います。
資材は、
魔法の道具ではありません。
どう使い、どう続けるか。
その積み重ねが、
結果として作物に現れてくるものだと考えています。
今回の記事で紹介した資材はこちら👇

